英会話スクール活用

なんといっても英語学習でもっとも利用されているのが英会話スクールだと思います。

TVコマーシャルも華々しく、キャンペーン情報などを聞くとはたから見ていても、非常に魅力的に見えます。
管理人も、過去に2つのスクールを活用したことがあります。直接、ネイティブの先生と話しもできたり、先生の(先生によっても違う)アドバイスなども参考になって、それなりに役に立ったと今は思っています。

ただ、それぞれ34か月(それを2回)、合計で70万~80万円程度の投資をしましたが、それによってなんとなくレベルが上がった気がしましたが(おそらくTOEICのスコア的には上がったのだろうと思う。実際には受けてませんが)、その効果でビジネスで使えるレベルまで到達したことはなかったと思います。

下の表は、いくつかの英会話スクールの比較表です。

 入学金、諸費用コースと料金単価特徴
ベルリッツ約4.5万円マンツーマン40
 全40回x40分 327,600円
8,190円独自の教材と全講師にカリキュラムの教育がなされている
Gaba31,500円レギュラープラン
 全45回/6か月 345,600円
7,868円マンツーマンにこだわり、講師を選べる
CoCo塾32,400円プライベートプラン
 42回/12か月 375984円
8,952円日本人講師とネイティブの組み合わせ
イングリッシュビレッジ31,000円プライベートフリー2,100円低価格でフリーが基本

1社を除いては、40分レッスンの単価が8,000円以上ととても高額です。
要は、それに見合う効果が得られるか、ということです。

当時のことを思い起こしてみると、スクールに行って自分がどうなりたかったというよりも、ネイティブの先生と11で話せる、だからきっとヒアリングやスピーキングは上達できるだろう、それ以外にもきっとスクールが何かを与えてくれると、完全にスクール任せになっていたように思います。
だから結果としても、「なんとなくレベルが上がった気がした」に留まってしまったのだろうと思います。

30万~40万円ものお金を投資するのですから、その結果、自分の実力がどうなっているべきか、って考えてスクールに行き始めるべきなのでしょうが、自身を振り返っても、周りの知り合いを見ても、そうやって具体的なゴール設定と覚悟をもってスクールに行ってる人は非常に少ないのではないでしょうか。

会社の昇進条件とか、就職に有利になるとかでTOEICのスコアアップを目標にするというのは、わかりやすいと思います。
でも、TOEICのスコアと英語が使えるかどうかは、直接結びつかないというのが私の外資系で働いてきた経験からの意見です。また、多くの諸先輩方もTOEICに偏りすぎた日本企業の対応を問題視しています。

ひとつの提言です。

「言いたいことを会話のスピードで話せるようになること」を英語学習やスクールへの参加の目標にしてはどうでしょうか?
では、今時点で、どれくらいのスピードで英語のセンテンスを頭で作れるか、一度、試してみてはいかがでしょうか?

私は、英語学習の目標設定を本質的なものにしていくことが、ひとつの解決策だと思っています。

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